先日は、富士市のW様邸で外壁塗装前のコーキング(シーリング)工事を行いました。
今回のテーマは、普段あまり語られない「乾燥時間の管理」についてです。
実はこの“乾燥時間”の取り方ひとつで、塗装の耐久性や仕上がりの美しさが大きく変わるんです。
🌤️ 晴れていても油断禁物!湿度が影響するコーキングの乾燥
当日は朝から晴天でしたが、湿度が少し高め。
使用したのは変成シリコン系のコーキング材で、
完全硬化まで約24〜48時間かかるタイプです。
気温や湿度、風通しの条件によって乾燥スピードが変わるため、
その日の現場環境をよく見極めて判断することがとても大切なんです。
🧱 塗って終わりじゃない!“乾燥”が品質を決める
一般的なコーキング作業の流れは👇
2️⃣ プライマー(接着剤)を塗布
3️⃣ 新しいコーキングを充填
4️⃣ ヘラで仕上げ
ここまでが「目に見える作業」。
しかし実はこの後の「乾燥時間の確保」こそが、品質を左右する重要工程なんです。
⚠️ 乾ききる前に塗装してしまうとどうなる?
「今日は天気もいいし、すぐ塗装に入れるかな?」
…そう思ってしまう現場もあります。
でも、コーキングが完全に硬化する前に塗装をしてしまうと——
塗膜がひび割れる
内部のガスで膨れが発生
接着が弱くなり、数年後に剥がれやすくなる
といった不具合が起こる可能性があります。
見た目にはわからない“内部の状態”を見極めることこそ、
職人の経験と判断力が問われる部分なんです💪
🌡️ 気温・湿度で変乾燥スピード
この日の現場でも、職人同士でこんな会話がありました。
「今日は風が弱いから、もう1日置いたほうがいいね。」
こうした微調整こそがプロの仕事。
その日の天候・通風・日照時間などをもとに、
塗装工程を1日ずらす判断を行いました。
少しの「待ち時間」が、仕上がりの美しさと耐久性を大きく左右します。
🧰 工程管理の中で最も気を使うポイント
お客様から見ると、「何もしていない時間」に見えるかもしれません。
しかし、この乾燥時間の管理こそ品質のカギなんです。
私たちペイントホームズ富士店では、次の3点を常に確認しています。
✅ 現場の気温・湿度・風通しの状況
✅ 天気予報と日照時間の変化
これらをもとに、現場管理担当と職人が連携し、
「どのタイミングで塗装に入るのがベストか?」を慎重に決定しています。
💬 お客様とのコミュニケーションも大切に
今回も、W様に工程をお伝えしました。
「明日から塗装に入る予定でしたが、乾燥を優先して1日延ばします。」
すると、
「そういうところまで気をつけてくれるんですね!安心しました。」
という温かいお言葉をいただきました✨
こうした説明をしっかり行うことで、
お客様と“仕上がりへのこだわり”を共有できる関係づくりを大切にしています。
🏁 まとめ|乾燥時間も“品質”の一部
コーキング工事は「入れて終わり」ではありません。
正しく乾かす時間を確保することも、
塗装工事の品質を支える大切な仕事のひとつです。
見えない部分にこそ手を抜かない。
見えない工程にも、確かな意味がある。
これからも、私たちは“安心して長く暮らせる住まい”を目指して、
細部までこだわった施工を続けていきます😊
外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っております。
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